2007年09月06日
9月1日の「若手能」
先週のことですが、京つうのゲストブロガー、吉田篤史さんがシテ(主役)をつとめる能の舞台を見てきました。
やはりライブで観るというのはいいですね。
これまでテレビとかで少し観たことがあるくらいなのですが、全然印象が違います。
囃子方の「よぉおおっ」という掛け声やそのときの表情を間近でみていると、舞台にいっぺんに引き込まれてしまいます。
コンサートホールのような「京都観世会館」ですが、観客席のまん前にステージではなく、能舞台が設置されているのも、新鮮な驚きです。すべてがはじめての体験なので、いちいち感じるものがあります。
舞台の左に花道(?)があって、能役者や囃子方が入場してくるのですが、舞台の右奥に小さな引き戸があって、地謡がぞろぞろ出てくるのがおもしろかったりします。
吉田さんは「三輪」でシテを演じたのですが、ずっと能面をかぶって、その表情をうかがうことはできないのですが、身体全体で表現する舞いの中にすごいエネルギーを感じました。能は幽玄というイメージがあったのですが、静かな舞いを目の当たりにしながらその迫力に圧倒されました。
「三輪」のあとの狂言「寝音曲」と、能「葵上」も楽しむことができました。
※狂言があんなにおもしろいものというのも新発見でした。
吉田さんのブログを読むと、舞台が終わったあともまったく休むことなく指導を受けたり、楽屋で働いたりと、たいへんな一日だったのだと思い、また感慨をあらたにしました。
■「能楽師 吉田篤史の毎日」
やはりライブで観るというのはいいですね。
これまでテレビとかで少し観たことがあるくらいなのですが、全然印象が違います。
囃子方の「よぉおおっ」という掛け声やそのときの表情を間近でみていると、舞台にいっぺんに引き込まれてしまいます。
コンサートホールのような「京都観世会館」ですが、観客席のまん前にステージではなく、能舞台が設置されているのも、新鮮な驚きです。すべてがはじめての体験なので、いちいち感じるものがあります。
舞台の左に花道(?)があって、能役者や囃子方が入場してくるのですが、舞台の右奥に小さな引き戸があって、地謡がぞろぞろ出てくるのがおもしろかったりします。
吉田さんは「三輪」でシテを演じたのですが、ずっと能面をかぶって、その表情をうかがうことはできないのですが、身体全体で表現する舞いの中にすごいエネルギーを感じました。能は幽玄というイメージがあったのですが、静かな舞いを目の当たりにしながらその迫力に圧倒されました。
「三輪」のあとの狂言「寝音曲」と、能「葵上」も楽しむことができました。
※狂言があんなにおもしろいものというのも新発見でした。
吉田さんのブログを読むと、舞台が終わったあともまったく休むことなく指導を受けたり、楽屋で働いたりと、たいへんな一日だったのだと思い、また感慨をあらたにしました。
■「能楽師 吉田篤史の毎日」
Posted by のび at 21:20│Comments(0)
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